古代に魅せられて
こんにちは!まるみ庵です。
こちらは更紗(サラサ)と呼ばれるお着物です。
花や幾何模様、どことなく異国情緒あふれる模様ですよね。
もともと、更紗は、インドから渡ってきた織物の模様に、
影響を受け、お着物の模様の一つとして定番となっていった
と言われています。
和サラサ、と言われ、さまざまな技術や雰囲気の更紗模様がありますよ
帯は、紬でこれも幾何模様。
オリエンタルな雰囲気なコーディネートで、
どちらへ行ったかと言いますと、
古代エジプト展です。
なかなかお出かけのできないご時世ですが、
事前予約と、入場人数制限をかけているということで、
家族で美術館へ。
徹底した配慮で、安心して鑑賞することができました。
古代エジプトは、
3000年も続いたそうです。
その3000年の間、
死と再生の死生観、神の存在
それらが信じられ続け、
ピラミッド、死者の書、ミイラというものが、存続していました。
紀元後からの2000年で、ものすごい進化を遂げ
人類は宇宙へと行くようになった。。。
というのに、3000年もの間、変わらなかったことに、(王政は変わったが)
とても魅力を感じませんか?おねがい
エジプトは、外部からの攻め込まれにくいという
場所にあったのも幸いしたのでしょうが、
それにしてもローマ字の原型の一つなった
ヒエログリフが刻まれた、ロゼッタストーンを発見したのは、
かの、アレクサンダー大王の遠征時と言われています。
それまでは、秘境の地のような存在の
エジプト文明。
その近隣では、
メソポタミア文明。
メソポタミア文明の主人公のようなものである、シュメール人は、
我々、日本人の祖先ではないかと
言われる研究もあります。古事記神話もまた奥が深いのです。
私は詳しくはありませんが、
日本の古来からの八百万の神々は、西洋文明に点在するす神と
共通点を持っている、そんな文献も読んだりするとワクワクしてしまうのです。
話が長くなってしまいましたが💦
文化を学ぶということは、
生活を良くするために学ぶことなのかもしれません。
面白いと、感じるようになった時、
文化は、自分の生活の一部になっていきます。
異文化もまた、
知ることによって、
自身の生活に活かされます。
息子が、陶芸で
なんの気無しに作ったという猫のデザイン。
金具をつけて帯留めに。
目を描かずに、幾何模様がなんともエジプトっぽくて❤️
(猫は、古代エジプトではバステト神として
崇められていました。)
帯揚げはスカーフを切ったもの。
このオリエントコーディネート
とてもお気に入りの一つになりました😉
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